-

本文へスキップ

Farm products Pesticide-free

お電話はお気軽に!

無農薬ブログ-無農薬にこだわる理由PESTICIDE-free blog



 農薬について語る際に、「 科学的安全性 」が主張されることが多く見られます。
 では、農薬の科学的安全性とは、どのように評価されているのでしょうか?

 私たちは、先人の知恵と経験で、食べ物の安全性を判断してきました。古えの昔から連綿と続く、食べ物の「 経験的安全性 」評価による経験知の蓄積科学的安全性との関係はどのようなものでしょうか?

 ( LD50 から考えると )原体でコップ一杯も飲めば、即死するんじゃないの?と思うと、残留農薬は少量だから安全です、といくら言われても、心配は心配です。

 実際のところ、新規化学物質の体内動態は良くわからないことが多いです。( ここら辺は、毒性学というより、医学・薬理学の範疇です。)

 例えば、さまざまなワクチンがあり、一部ワクチンについて、副作用としての健康被害と、相当因果関係が議論されています。
 ワクチン接種と健康被害との間に相当因果関係があるという論者もいれば、健康被害自体が無いという論者までもがいます。もちろん、議論されているのはみな、販売について国の認可を受けたワクチンですし、ワクチン接種に公費補助があり、無償になる場合すらあります。

 ワクチンについて言えば、時間がたち、被害者が増えれば、相当因果関係の問題は決着すると思います。統計的分析により、関係性が明確になってゆくことでしょう。しかし、その結果、仮に相当因果関係があると認められても、健康被害の回復はできない場合が多い。

 体内に新規化学物質という異物を入れるということは、そういう危険性と背中合わせだ、と私どもは考えています。

 そして、食べ物に残留した農薬の場合です。
 その健康被害が、急性死亡ならともかく、知的障害( 短期記憶障害など )、精神障害( うつ病など )、免疫異常( アレルギーなど )の類になると、相当因果関係を明確に証明することは、不可能に近い。

 動物実験だけで、人間の場合の体内動態が明らかになり、健康への影響も全て把握できるということに、少なくとも現時点で賛成する「 専門家 」は存在しないと思いますので、例えば、ネオニコチノイド系統殺虫剤やグリホサート除草剤などの新規農薬については、「 経験的安全性 」が確認されるまではなるべく避けておくことをお勧めしています。

農薬の法的規制と農薬流通までのプロセス

工事中。

経験的安全性を確認するプロセスとしての農薬販売

工事中。

私どもの無農薬

 現代病とされる、ガン、膠原病・各種アレルギー・化学物質過敏症などの自己免疫疾患、発達障害・うつ病などの心療内科症例などの多発と、農薬、食品添加物、合成洗剤、PM 2.5 などの各種化学物質などへの暴露という現代的生活との相関関係を指摘する意見があります。

 2 つの事柄が同時期に発生した場合の中には、
例えば、車が普及したという事柄と、高校進学率が上がったと言う事柄とが同時期に発生したとしても、それは単に同時期に発生しているだけのこと( えせ相関 )であり無関係、と判断・理解すべきケースが含まれています。注意深く、相当因果関係を判断し、えせ相関を排除する必要があります。

 一方、暴露により即死するなど、即時直接的に引き起こしているケースでない、例えば、長期にわたる少量の継続的暴露により発ガンしたケースの場合、因果関係があるにしても、その関係性を証明することはとても厳しいものです。

 そして、毒性がある化学物質の場合、単独の毒性で引き起こしているケースに加えて、他の化学物質との共存により毒性が増加しているケース( 複合毒性 )もあり、困難はさらに大きなものになります。

 引き起こしている健康被害の原因について語ることは、簡単なことではなく、事実上証明不可能な場合も多いことでしょう。あるいは、不可能ではないにせよ、少なくとも大変な費用と時間がかかります。

 ですから、現行の農薬取締法の下では、新規農薬がいったん販売開始されてしまうと、相当因果関係を証明することが困難、あるいは、事実上不可能であることから、健康被害を理由に販売を停止できない場合があります。

 個々の消費者としては、
・因果関係が証明されないうちは国の安全基準をパスしているのだから安全だ、大きな被害が明確になるまで様子を見ようという進め方がある一方で、
・因果関係が厳密に証明されていなくとも、経験的に安全が確認されるまでは、少なくとも新規物質については、なるべく摂取・暴露を避けておこうという進め方も、
現代生活を送る上で、選択肢にあっても良いように思います。子供が一緒ならば、なおさらです。

 私どもは、現代病がたちどころに治癒する栄養成分、食べ物、健康方法論を説くつもりはありません。
 私どもは、そのような分野で新発見をしていませんし、そもそも現代病が多発するようになった原因自体明らかになっていません。

 私どもは、因果関係は充分に分からないけれども、現代病の健康被害を回避・予防することを目的に、昔の生活とは大きく変わってしまっている現代社会の中で、可能な限り変化を抑え、新規化学物質の摂取をしなかった、昔の食生活に従うことが、予防策として効果があると考え、お勧めしています。

 私どもは、現代生活において食べ物から化学物質を摂取している点を特に問題視し、可能な限り避けたいとお考えの皆様に、安全な無農薬食品の選択肢を提示したい、と考えています。



 「 無農薬栽培 」の公的規格には、有機 JAS 法に基づき第三者認証される、有機 JAS 農産物( 無化学農薬/無化学窒素肥料/遺伝子組み換え種苗不使用 )があります。

( 有機 JAS 農産物のほかに、「 特別栽培農産物 」という公的規格がありますが、特別栽培農産物は、有機 JAS 農産物とはかなり内容が異なります。「 無農薬 」公的規格として、有機 JAS と同類ではありません。)

 以下、「 有機 JAS 農産物 」と私どもの「 無農薬 」との比較をしてみます。
 私どもの「 無農薬 」は、特に、圃場の周辺環境と使用有機肥料に関して、「 有機 JAS 農産物 」よりも制限的な内容になっています。


1.安全・安心な栽培環境;  少なくとも半径 2 Km の周辺に、産業廃棄物処理施設などの環境汚染源がなく、農業用水を深井戸地下水、あるいは、水源にほど近い上流地域( 下水処理施設が無い )の河川水に求めます。
※ 有機 JAS 農産物規格認定において、近隣の廃棄物処理施設などを規制する要件はありません。幹線道路わきの圃場でも、OK です。
 農業用水は、河川からの直接取水であり、個々の農家が排水を農業用水路に戻さず河川に直接排水していれば、農業用水路からの農薬の流入はない、として有機 JAS 農産物規格は運用されています。

 近年は、道路整備の進展により、中山間地であっても、産業廃棄物処理施設、ゴルフ場などがあることが多くあります。私どもは、まず第一に、栽培環境の清浄さを重視します。
 ネオニコチノイド系統殺虫剤、グリホサート除草剤は、水溶性で植物の内部から、昆虫に対する効果を発揮します。また、合成洗剤などの生活排水が下水道処理水として河川に混入するという問題もありますので、農業用水の清浄さを重視し、水源近く、あるいは、河川上流域の圃場のみに取り扱いを限定しています。


2.無農薬栽培;  自家採取種子から、あるいは、種子・苗を購入する場合は購入以降から、苗床・圃場において農薬( 除草剤を含む )を一切用いません( 農薬を使用した場合は、明記します )。遺伝子組み換え種子は用いません。
※ 有機 JAS 農産物規格では、別添リストに計上された、天然農薬の使用は認められているものの、化学合成農薬の使用は認められていません。農薬には、除草剤を含めます。
 また、種子・苗については、無農薬のものが入手できない場合のみ、農薬処理をしていても使用可能にするなど、現実入手面での配慮がおこなわれています。遺伝子組み換え種子は使用を認められていません。

 購入種子・苗は、農薬を用いた防除処理が一般的におこなわれています。「 種子の段階から無農薬栽培をおこなうために、種子の自家採取 」に切り替える取り組みは、順次続けています。
 現時点では、私どもの米の一部、野菜の 50 % ほどは、自家採取になっています。
 茶は、ほとんど苗木から育てた木ですが、現圃場へ移植後の無農薬栽培期間が 10 年を超えています。


3.無動物性有機肥料;  主に無肥料栽培ですが、肥料を用いる場合は、化学肥料、あるいは、圃場周辺部で採取された植物性有機肥料に留め、動物性有機肥料は一切用いません。また、植物性有機肥料の分類には入りますが、輸入遺伝子組み換え原料が中心の油粕も同様に一切用いません。
※ 有機 JAS 農産物規格では、使用可能な有機肥料が別添リストにまとめられています。
 動物性有機肥料は、肉骨粉、家畜糞について、遺伝子組み換え作物を飼料として与えた家畜由来であることが認められています。
 植物性有機肥料は、油粕について、遺伝子組み換え作物由来であることが認められています。


 遺伝子組み換え種子は、米国でも、人間がそのまま摂取する小麦には販売されていず、とうもろこし・大豆・菜の花などが販売され、家畜のえさ、あるいは、食用油、シロップなどの用途に限定して用いられていて、制限的に利用されている新技術です。
 私どもは、経験的に安全性が確認できるまでは、遺伝子組み換え技術を用いた種子から作られた農産物は取り扱いません。


4.ドリフト対策( 周辺で飛散した農薬の飛来・流入対策 ); 隣接する他の生産者は計耕起での防除をおこなっていて、互いの圃場との間隔は通常の圃場整備によっています( あぜ道の幅 間隔 0.7 m ほど )。ほかに特段の対策は取っていません。
 圃場周辺を無農薬圃場、空き地その他で囲まれている場合は、農業用水源の確認をさらにおこない、その結果と併せて、「 周辺からのドリフト対策の必要はありません。」と明記します。

※ 有機 JAS 農産物規格では、ドリフト対策として、
隣接地からの空中飛散 ドリフトは、
・隣接する土地が、空き地、林、山林などで農薬が使われていない場合、緩衝帯は必要としない、
・標準的な農薬散布法の場合、農薬を使用している、隣接圃場、公園などとはおおむね 4 m以上 の緩衝帯、
・有人ヘリコプター散布の場合、100 m 以上、
・ラジコンヘリの場合は、12 m 以上、
を目安としています。
農業用水源からの流入 ドリフトは、前述 1. の通り。



 私どもの扱う農産物は、周囲が無農薬の山林他で囲まれているか、あるいは、周辺圃場にて携行小型散布機で農薬散布する地域であるか、のいずれかで、特にドリフト対策はせずに、栽培されています。

 周辺圃場で散布された農薬の飛散量は、仮に 4 m の緩衝帯があったとしても必ずしも 0 にはならないでしょうし、程度問題と考えています。セスナ機で散布する場合とは、大きく異なると思います。

 私どもは、農薬以上に、そもそも圃場を取り巻く自然環境も十分に考慮される必要があると考えています。

 例えば、幹線道路に面している家屋に住むことを避ける皆様も多いことと思います。洗濯ものが汚れますからね。当然のことですが、その同じ空気を呼吸しています。

 では、高速道路近傍、あるいは、幹線道路に面した圃場の場合は、どうでしょうか?産業廃棄物処理場近傍であれば、なおさらのことです。
 農産物の圃場がそういう施設の近傍にある、ということを知っていれば、避けたいとお考えの皆様も多いと思います。しかし、一見綺麗な沢水と澄んだ空気に恵まれたように見える山奥に、産業廃棄物処理場があることが意外とあります。

 農産物の安全・安心を考える上で、様々な要素のバランスも必要です。私どもは、公的規格( 有機 JAS 農産物規格 )の様に、「 農薬飛散量 」だけを突出して厳しく管理するのではなく、環境要素も含めた全体の要素を考慮して、トータルで化学物質・遺伝子組み換え農作物などの摂取を回避しています。


 私どもの「 無農薬 」は、圃場に対して、農家自らが農作物に農薬( 除草剤を含めて )を直接散布することはしないということに加えて( 一部移行期間として、農薬を使用した農産物もありますが、その場合は農薬使用の内容を明記します )、周辺の環境汚染・水源の安全性を含めて現地確認して、栽培環境の安全性を総合的に勘案して取り扱いを選択しています。

龍南兄弟社 無農薬ブログ

商品画像

無農薬にこだわる
こだわる理由

商品画像

無農薬にこだわる
天然毒の経験的安全性

商品画像

無農薬にこだわる
化学農薬の種類

商品画像

無農薬にこだわる
殺虫剤の危険性

商品画像

無農薬にこだわる
米作の経済

商品画像

無農薬にこだわる
すべては肥料から

商品画像

無農薬にこだわる
有機肥料の問題点

商品画像

無農薬にこだわる
化学肥料は安全

商品画像

無農薬にこだわる
緑の革命その後

商品画像

無農薬にこだわる
土壌喪失とグリホサート

商品画像

無農薬にこだわる
食料自給率が下がる理由




会員様ログイン・新規ご登録

メールアドレス

パスワード

パスワード紛失
[新規会員登録]



運営会社:有限会社 龍南兄弟社

Since 2003
ご注文は、オンラインで、いつでも承ります。

電話・e メール・ご注文対応などは、
土日祝日を除く、平日 午前 10 時 - 午後 6 時 に承っています。

年末年始、盆休みなどは、原則暦どおりです。






※ パソコンでご覧の皆様は、お使いのブラウザーにより、うまく表示できない場合があります。

 Microsoft Edge, Google Chrome で、動作確認ができていますので、よろしければ、こちらでご確認ください。
 Google Chrome ウェブブラウザーのダウンロードは、Google サイトより可能です。